コールマンの焚き火台をソロキャンプで使いたいものの、「ファイアーディスクソロで十分なのか」「通常サイズのほうが使いやすいのか」と迷う人は少なくありません。
結論からいうと、荷物を軽くしたい1人キャンプならファイアーディスクソロが第一候補です。一方、長さ30〜40cm程度の薪を切らずに載せたい人や、2人以上でも使う可能性がある人には通常サイズのファイアーディスクが向いています。
この記事では、コールマンのソロ向け焚き火台をサイズ、重量、価格、調理のしやすさなどから比較し、失敗しにくい選び方を分かりやすく解説します。
コールマンでソロキャンプに最適なのはファイアーディスクソロ
コールマンの焚き火台を1人で使うなら、まず検討したいのがファイアーディスクソロです。使用時の大きさは約直径30×高さ16cm、重量は約620g。一般的なファミリー向け焚き火台より軽く、収納ケースも付属しています。
最大の特徴は、脚を開くだけで設営できるシンプルな構造です。複数のパネルや部品を組み立てる必要がなく、キャンプ初心者でも扱いやすくなっています。撤収時も脚を畳むだけなので、設営や片付けに時間をかけたくないソロキャンプと好相性です。
また、ボウル状の本体には継ぎ目が少なく、灰を捨てた後に拭き取りやすいという利点があります。焼き網が付属するため、焚き火だけでなくケトルでの湯沸かしや簡単な焼き料理にも対応できます。
ただし、直径30cmの本体に対して市販の薪は30〜40cm程度あることが多く、そのまま載せると端が外へ出やすくなります。薪を短く割る、中央で交差させる、細めの薪を選ぶといった工夫が必要です。
コールマンのソロ向け焚き火台3モデル比較
ソロ利用の候補になるコールマンの代表的な焚き火台を比較すると、次のようになります。価格は販売店や時期によって変動するため、購入時の実売価格を確認してください。
| モデル | 使用時サイズの目安 | 重量の目安 | 実売価格の目安 | 性能・特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ファイアーディスクソロ | 約直径30×高さ16cm | 約620g | 4,000〜6,000円前後 | 軽量、設営が簡単、焼き網・収納ケース付き | ソロ初心者、荷物を減らしたい人 |
| ファイアーディスク | 約直径45×高さ23cm | 約1.6kg | 7,000〜10,000円前後 | 一般的な薪を載せやすく、火床と調理面が広い | 車移動、デュオ利用、焚き火重視 |
| ステンレスファイアープレイスIII | 約41.5×46.5×高さ34.5cm | 約5.7kg | 13,000〜20,000円前後 | 井桁型で安定感があり、ダッチオーブン料理にも対応しやすい | 調理重視、重量を気にしないオートキャンプ |
携帯性ではファイアーディスクソロが明確に有利です。通常のファイアーディスクと比べても約1kg軽く、徒歩やバイクでの移動負担を抑えられます。
一方で、火床が大きいほど薪の置き方に余裕が生まれ、複数の調理器具も扱いやすくなります。重量だけで決めず、焚き火の時間や料理の内容まで考えて選ぶことが大切です。
ファイアーディスクソロ|軽さと手軽さを優先
ファイアーディスクソロは、コーヒー用のお湯を沸かしたり、小型クッカーで1人分を調理したりする用途に適しています。約620gという軽さは大きな魅力ですが、バックパックへ入れるには直径約32cmの収納サイズがネックになる場合があります。
薄く収納できても円形で面積があるため、登山用ザックに完全収納するより、車、バイク、大型バッグで運ぶスタイルに向いています。重量だけでなく、収納時の直径も確認しましょう。
ファイアーディスク|薪の扱いやすさを優先
通常モデルは直径約45cmあり、市販の薪を比較的載せやすいサイズです。ソロでは余裕がありますが、大きな炎を楽しみたい人や、将来デュオ・ファミリーキャンプでも使いたい人には無駄になりにくい選択です。
重量は約1.6kgなので、徒歩にはやや大きいものの、車で移動するなら大きな負担ではありません。火床の広さと携帯性のバランスを求める人に向いています。
ステンレスファイアープレイスIII|本格的な調理を優先
ステンレスファイアープレイスIIIは、約5.7kgと重い一方、安定感を重視した構造です。焚き火料理を中心に楽しみたい場合には候補になりますが、1人で火を眺めるだけなら重量も価格も過剰になりやすいでしょう。
徒歩や公共交通機関ではなく、車をサイト付近まで乗り入れられるオートキャンプ向けです。
ソロ用のコールマン焚き火台を選ぶ5つの基準
1.移動手段と収納サイズ
車なら1〜2kgの差は問題になりにくいものの、徒歩やバイクでは重量と収納寸法が重要です。ファイアーディスクソロは約620gですが、収納時は約直径32×高さ10cm。手持ちのバッグへ収まるか、購入前にメジャーで確認すると失敗を防げます。
2.使う薪の長さ
キャンプ場やホームセンターで販売される薪は、30〜40cm程度が一般的です。直径約30cmのソロモデルでは薪がはみ出すことがあるため、火ばさみで安定を確認しながら組みます。薪を短くしたい場合は、ノコギリや扱いやすい細薪も用意しましょう。
3.焚き火と調理のどちらを重視するか
湯沸かしや1人分の簡単な料理なら、ファイアーディスクソロで対応しやすいでしょう。しかし、鍋とケトルを同時に置く、ダッチオーブンを頻繁に使うといった用途では、広く安定したモデルが便利です。
付属網を使用する際は、鍋や食材を中央へ集中させすぎず、製品の耐荷重と取扱説明書に従ってください。炎が強い状態では火力調整が難しいため、熾火になってから調理すると焦げにくくなります。
4.燃焼中の薪の管理
ファイアーディスクシリーズは開放的な形状で、薪を追加しやすく、炎も見やすい焚き火台です。その反面、風の影響を受けやすく、火の粉が周囲へ飛ぶ可能性があります。
テント、タープ、車、枯れ草から十分な距離を取り、強風時は使用を控えましょう。火消し壺や十分な水を準備し、就寝前には完全に消火します。
5.本体以外に必要な道具
焚き火台だけで安全かつ快適に使えるとは限りません。最低限、次の道具も予算へ含めてください。
- 耐熱グローブ
- 長さ30cm以上を目安にした火ばさみ
- 焚き火シート
- 着火剤とライター
- 火消し壺、または消火用の水
- 必要に応じて薪割り用のノコギリやナイフ
焚き火シートは、焚き火台より各方向へ20〜30cm以上余裕があるサイズを選ぶと、落下した薪や火の粉を受けやすくなります。ただし、シートを敷いても地面への熱を完全には防げません。芝生やウッドデッキなど、熱に弱い場所ではキャンプ場のルールを優先してください。
ファイアーディスクソロを安全に使うコツ
設営では、脚を最後まで開き、傾きのない地面へ置きます。焚き火シートの中央に設置し、着火時は細い薪から始め、炎が安定してから太い薪を追加しましょう。最初から薪を大量に載せると、火力が急に上がり、火の粉も増えやすくなります。
ソロモデルは火床が浅いため、灰や燃え残りをためすぎないことも重要です。燃焼中に本体を持ち上げたり移動させたりせず、動かす場合は完全に消火して冷めるまで待ちます。金属部分は消火後もしばらく高温です。
使用後は灰を指定の灰捨て場へ処分し、本体の温度が十分に下がってから収納します。水を急にかけると、熱い灰が舞ったり、金属へ負担をかけたりする可能性があります。緊急時を除き、薪を燃やし切ってから火消し壺を利用する方法が安全です。
なお、焚き火台を使えばどこでも焚き火ができるわけではありません。直火禁止、焚き火シート必須、使用時間の制限など、施設ごとにルールが異なります。必ず利用するキャンプ場の規則を確認してください。
結局どれを選ぶ?タイプ別のおすすめ
- ソロキャンプ初心者:軽く、設営と手入れが簡単な「ファイアーディスクソロ」
- コスパ重視:1人での焚き火と簡単な調理に絞るなら「ファイアーディスクソロ」
- 徒歩・バイクキャンパー:約620gの「ファイアーディスクソロ」。ただし直径約32cmの収納寸法を要確認
- 市販の薪を切らずに使いたい人:火床が約直径45cmある通常の「ファイアーディスク」
- ソロとデュオを兼用したい人:調理面にも余裕がある「ファイアーディスク」
- ダッチオーブン料理を重視する人:重量を許容できるなら「ステンレスファイアープレイスIII」
迷った場合は、1人利用だけならファイアーディスクソロ、2人以上でも使うなら通常のファイアーディスクを基準にすると選びやすくなります。価格だけでなく、使う薪の長さ、移動手段、収納場所まで確認して決めましょう。
ほかのモデルやコールマン製品全体の特徴も比較したい場合は、コールマンについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ファイアーディスクをはじめ、コールマンの現行モデルとレビューをまとめて確認できます。

